カンヤのブログ

悲鳴も上げられない

ヒマ娘プリティダービーseason2

f:id:botle_neck:20211127014622p:plain

「友達はいらない。人間強度が下がるから。」

これはなんのアニメの台詞だったか…そうだ、化物語アララギ君のセリフだ。当時中学生だった僕は何も考えていないアホだったので「かっけえ…」としか思わなかった。僕と世代が近い人なら覚えているだろうがあのときは所謂”ぼっち系”のアニメやラノベが流行っており、中学生だったカンヤ少年は”やはり俺の青春ラブコメは間違っている”(通称俺ガイル)の影響をもろに受けていた。仲間と群れるのはかっこ悪いとか本気を出さないのがかっこいいとかそういう斜に構えるのがかっこいいのだと本気で信じていた。当たり前だが独りでいるよりも仲間とわいわいやるほうが楽しいし何事も本気で取り組む方がかっこいい。(当たり前)

じゃあそんな痛いやつだったカンヤ少年はぼっちだったのかというと別にそんなことはなくて片手で数えるほどしかいなかったが友達がいた。その友達とは部活が一緒だったのでよく放課後や休日に遊んでいた。

のだがカンヤ少年は友達に遊びに誘われても断って家で一人で遊ぶことも多かった。というのもぼっちがかっこいいと思って誘いを断っていたわけではなくて、単純に一人で遊ぶのが楽しくてしょうがなかったからだ。

ニコニコ動画でゲーム実況を見たり、過去の名作から最新作までアニメを一日中見たり、ポケモンやモンハンなどのゲームをしたり、無限にネットサーフィンをしたり…

とにかく勉強や友達付き合いを必要最小限に留めて時間の許す限り一人の時間を楽しんだ。あの頃は毎日が本当に充実していた。

しかし遊びの誘いをよく断るということはどういう事態になるか考えてみて欲しい。そう、賢明な読者諸君ならすぐに分かったと思うが遊びの誘いが来なくなるのである。

そりゃそうだ、折角遊びに誘ってくれてるのにいつも断っていればあいつどうせ来ないし誘わなくていいかとなってしまうのだ。

ところがである。カンヤ少年は友達からの誘いが少なくなっても別に学校では普通に遊んでくれるしいいかぁとのんきに考えて事態の重大さをよくわかっていなかった。逆に一人の時間が増えてラッキーぐらいのことは思っていた気がする。カンヤ少年、残念すぎる…

そんな感じで中学、高校、大学(大学は3日しか行ってないけどもw)ととにかく一人きりの青春を謳歌していたが、一人がさみしいとかつまらないと感じたことは一回もなかった。

 

なかったんだ。Twitterで君たちと出会うまでは…

 

顔も名前も住んでるところも知らない”誰か”といいねやリプやDMでコミュニケーションをとる。

時間をかけて少しずつ仲良くなっていって時にはツイキャスで、時にはdiscordで、時にはLINEで、チャットや通話をする。

いろんな人がいた。性別も年齢も何もかも皆バラバラだった。

だけど皆インスタでもFacebookでもなくTwitterというsnsを選んで、日々何かに悩んで何かをつぶやく仲間だった。

 

僕にとってTwitterは放課後の教室だった。

一人の時間が楽しかったのは学校で友達と遊んだり喋ったりする時間があったからだと今になって思う。

いつも学校で僕の相手をしてくれた彼らがいたから独りの時間も楽しかったのだ。

 

その事実に気づいてから僕は遊びに誘われたら都合がつく限り必ず行くことにしています。

大げさに聞こえるかもしれませんがフォロワがいなければ僕はどうなっていたか分かりません。いつも僕のことを相手してくれてありがとうございます。これからもどうかカンヤをよろしくお願いします。

 

追伸:フォロワと一緒にゲームする悦びを知ってから一人の時間がさみしくて仕方ありません。忙しいとは思いますがよろしければカンヤの相手をしてやってください。